スタッフ笹谷です。
8月20日、普通救命講習を受講しました。
受講前に、心肺蘇生法の講習を受けて一定のレベルに達しないと修了証がいただけないと脅されていましたので、老骨に鞭打つ身には、さぞかしハードな内容になるのだろうと少し落ち込み気味で、メンバーさんと一緒に城東消防署に出かけました。
いよいよ講習が始まると、予想とは異なり、講習を担当される消防官の方々は、皆さん優しくて、懇切丁寧な指導を受けることができました。
胸骨圧迫(心臓マッサージ)の演習では、心臓の位置は体の中央、鳩尾の上側あたりにあることが分かりました。5cmくらい胸がへこむくらいに抑えないと効果がないので、心臓の位置を知ることは非常に重要なのです。
胸骨圧迫は毎分100回のペースで胸骨圧迫を行い、30回ごとに2回の人工呼吸を行うことが胸骨圧迫時の基本であることを、ダミーロボットを使用して実際に体験することができました。また、一所懸命胸骨圧迫を続けると自然に毎分100回のペースになるということも、実際にやってみると納得できました。
AED(自動体外式除細動器)の操作方法も体験して、AEDの必要性がよく分かりました。これで人が突然倒れた時もあわてずに対処できる自信がつきました。
消防官のみなさんの巧みで熱心な指導のお陰で、ドジな私も、今回講習に参加されたメンバーの皆さんも無事に講習を終えることができました。講習の最後に「普通救急講習修了証」をいただくことができ、嬉しい気持ちで消防署を後にしました。
今回の講習を終えて得られたことは、救命講習の中で繰り返し言われていた「一番いけないのは、何もしないこと」の意味が理解できたことです。
人は呼吸が停止すると、数分以内に心臓も停止し、呼吸停止後2分以内に心肺蘇生を行うと救命率は90%、3分後には75%、4分後には50%、8分以上経過するとほぼ0%になるといわれています。さらに恐ろしいことは、心停止後数分で、脳への大きなダメージがあるということです。数分以内に適切な心肺蘇生が行われるかどうかが、生死やその後の障害の分かれ目になるのです。
倒れた人の周りに誰もいないときは、その人を救うことができるのはその場にいる人だけです。家の中で倒れれば家族しか救命できる人はいません。いざというときのために、大切な人を救うために、勇気を持って行動することの大切さが理解できた意義深い講習でした。


