関西の古老たちは、「冬至十日たちゃ、アホでも分かる」とよく口にします。確かに日の入りの時刻が徐々に遅くなり、季節が春に向かっていることが誰にでも分かるようになりましたが、今は冬本番、大寒(1月21日から2月3日まで)に入っています。大寒は、一年で一番寒い時期とされておりますが、皆様「マメ」にお過ごしでしょうか。
大寒の最終日は節分で、その翌日は立春です。節分は、季節を分けるという意味があり、一年に4回あります。ところが、日本では立春は一年のはじまりとして、とくに尊ばれたため、次第に節分といえば春の節分のみを指すようになって来たようです。
現在の節分の行事は、宮中でおこなわれていた「追儺(ついな)」が起源とされています。追儺の行事は、中国から伝わったもので、「鬼やらい」「なやらい」「鬼走り」「厄払い」「厄おとし」「厄神送り」などと俗に称せられ、疫病などをもたらす悪い鬼を追い払う行事をいいます。
「続日本記」には、文武天皇の慶雲三年(706年)正月に、わが国で初めて追儺が行われたとの記述があります。また、「徒然草十九段 折節の移り変るこそ、ものごとにあはれなれ」の中に、「追儺より四方拝に続くこそ面白けれ」と書かれているように、元々追儺は大晦日に宮中で行われていましたが、江戸時代になると庶民の間で広く節分の行事が行われるようになり、豆まきが各地の社寺で盛んになりました。
スタッフ笹谷が住んでいる京都では、古くは節分に「四方参り」といって北東の吉田神社、南西の壬生寺、南東の伏見稲荷大社、北西の北野天満宮へお参りする風習がありましたが、現在は簡略化されて、表鬼門の吉田神社、裏鬼門の壬生寺へお参りする人が多いようです。スタッフ笹谷も子供の頃は親に連れられて、吉田神社と壬生寺に参拝していました。
参拝と言っても子供のことですから信心というよりは、外食が今ほど一般的でない時代でしたので、お参りの後で家族そろって食堂でいただくおいしい食べ物でした。
食べ物といえば、近年、節分に恵方(今年は南南東)に向かって、願いを込めて無言で巻きずしを丸かじりする方も多いようですが、鰯を食べ、豆を歳の数(数え年)又は歳の数より1つ多めに食べるという習慣の方が古く、今年もスタッフ笹谷は、節分に鰯を食べ、福豆を歳の数(数え年)より1つ多めに食べます。歳を取るに従い食べる豆の数が増え、今は、途中で食べ飽きるほどの数になりましたが、今年も豆(魔滅=まめ=達者)で過ごせるように、頑張って食べることにしています。皆様も福豆を食べて、健やかに、春の訪れをお待ちください。
さて、2月の「相談会」は次の日程で実施する予定です。就労移行支援制度に興味のある方、就職や仕事についてお悩み事がある方など、なんでも相談にお越しください。私どもでお答えできないことは、関連支援機関や行政の窓口をご紹介します。また、ご家族や教育機関、支援機関、医療機関の方々の見学もお待ちいたしております。
相談会実施予定日
相談会は、次の金曜日の午後2時より午後5時まで実施します。希望される方は、ご都合のよい日時をご予約ください。
2月5日(金)、2月12日(金)、2月19日(金)、2月26日(金)
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