ASKからのお知らせ

2016/04/26

平成28年熊本地震による被害のお見舞い

「平成28年熊本地震」により、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。また、被災者の救済と被災地の復興支援のためにご尽力されている方々に深く敬意を表します。

被災地の皆様におかれましては、まだまだ活発な地震活動により余震が続発しており、不安な日々を過ごされていることと心より案じております。

どうぞお気持ちをしっかりもたれ、この苦境を克服されますよう、切にお祈り申し上げます。

平成28年4月26日

アスク京橋オフィス

2016/03/23

4月の「相談会」実施案内 <桜の不思議な力>

スタッフ笹谷です。

各地から桜便りが届き、心浮き立つ季節になりましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。

「さまざまの 事おもひ出す 桜かな」(松尾芭蕉)

桜には不思議な力があるようです。

先日、鴨川縁を走っていて、ふと見上げると咲きはじめた桜の花が目に映りました。桜を眺めながら走っていると過去の様々なシーンが走馬灯のように思い出されて、心が騒ぐ思いがしました。

久しぶりに故郷に帰り、以前よく見た桜を眺めて、芭蕉翁の心中にも様々な思い出が駆け巡ったことでしょう。

少し話はそれますが、桜が咲く頃の楽しみは、やはりお花見ということになるのでは。

不思議な力を持つ桜の木の下で、これまでの人生で起きた出来事を思い出して感慨にふけるもよし、はたまた、友人や家族が集い花見酒に心地よく酔うもよし、煩わしいことを忘れて昼寝を楽しむこともこれまたよしで、自分に合ったお花見をされてはいかがでしょうか。

さて、4月の「相談会」は次の日程で実施する予定です。就労移行支援制度に興味のある方、就職や仕事についてお悩み事がある方など、なんでも相談に来てください。私どもでお答えできないことは、関連支援機関や行政の窓口をご紹介します。また、ご家族や教育機関、支援機関、医療機関の方々の見学もお待ちいたしております。 

相談会実施予定日

相談会は、次の金曜日の午後2時より午後5時まで実施します。希望される方は、ご都合のよい日時をご予約ください。

4月1日(金)、4月8日(金)、4月15日(金)、4月22日(金)

★アスク京橋オフィスで実施しているプログラムの体験、見学、個別相談につきましては、随時受け付けています。ご都合のよい日時をお知らせください。

*相談会、プログラム体験、見学、個別相談は予約制になっておりますので、電話またはメールで事前にお申し込みください。

*相談内容や個人情報につきましては秘密を堅く守りますので、ご安心ください。

お問い合わせ・ご予約は:アスク京橋オフィス

tel:06-6180-6900

mail:info@ask-inc.net

2016/03/16

就労移行支援訓練プログラム体験実習生募集 <働くことに不安はありませんか?>

今年も卒業シーズンになりました。喜ばしいはずの卒業式ですが、心から喜べない卒業生もいるようです。特に深刻な問題は、就職先が決まらずに卒業することにあるようです。これには、卒業生本人だけでなく卒業生の保護者の方々も心が晴れないことでしょう。

しかし、最近の大学卒業者の就職率は、4年連続で改善しており、平成27年度は96.7%になっています。この数値はリーマンショック以前の高い就職率に戻ったことを示しています。一概には言えませんが、就職しやすい状況になっているということのようです。

就職状況は改善されてきているのに、なぜ卒業までに就職先が決まらなかったのでしょうか。就職活動に力を入れたが、なぜか就職活動を上手く進めることが出来ずに、在学中に就職内定を獲得することが出来なかったという方もおられるのではないのでしょうか。

近年、前期高等教育機関で問題になっていることの一つに発達障害を持つ学生への支援が上げられています。入学後、人間関係でトラブルを抱えたり、授業について行けなかったり、就職活動を上手く進めることができない学生が年々増加していることへ、学校として対応を強化しなければならないということです。

発達障害を抱えている学生は、自分の得手不得手がよく分からない。相手に上手く自分の考えを伝えることが出来ない。相手の気持ちを察することができない。具体的な対処の仕方が分からないなどの発達障害の特性を持っています。

就職活動に入る前は何とか対応できたが、就職活動では普段の生活では行わない複雑な取り組みが求められることになり、自分の思考癖や作業記憶・理解などに問題があることが顕在化し、就職活動を円滑に進めることが困難になる学生が出てくるようです。

アスク京橋オフィスは、一般企業などで働くことを希望される障害のある(疑いがある)方が、働くことにより「社会参加」と「自立」ができるように、就労移行支援サービスを提供する福祉サービス提供事業所です。就職を希望する方に『就労準備性』を高めるための訓練プログラムを提供しています。

長く働くためには、感情のコントロール、体調管理、生活リズムの安定、対人コミュニケーション力、ビジネスマナー、働く意欲、自分に適した仕事の発見などたくさんの課題があります。そして、自分がしっかりできていることと、不十分なところ知ることが大切になります。不十分なところは乗り越えなければならない「課題」であると理解してください。課題達成のために長期・短期の目標を、支援員と利用者が話し合って設定し、目的意識を持って訓練を進めることで『就労準備性』を高めることが出来ます。

通所から職場定着まで

 *就労移行支援制度は、一般企業などで働きたいという障害者の方々の希望に応えるために設けられた我が国独自の制度です。平成23年度においては、就労移行支援事業所から一般企業へ就職した方が、平成15年度就労実績に比べて約4.4倍に増加しており、就労移行支援事業制度による具体的な成果が出ています。

*『就労準備性』とは、働き続けるために必要になる理解・生活習慣・作業遂行能力や対人関係のスキルなど基礎的な能力のことです。職種、障害の有無を問わず、働く上で必要とされる能力で、「健康管理」「日常生活管理」「対人スキル」「基本的労働習慣」「職業適性」に分けることができます。

アスク京橋オフィスでは、「就労準備性」を高める訓練プログラムや余暇時間を有効に活用できるようにする土曜プログラムなどを提供する他に、模擬面接、企業への応募書類作成相談、ハローワークなどでの求職活動への同行、企業実習の開拓と同行、企業見学同行、面接試験同行、通院同行など個別に支援するものがあります。また、ハローワークや他の支援機関、医療機関、教育機関、ご家族などと連携しながら、就職を希望する利用者の適性に合った職種や企業の絞り込み、就職後の職場定着をサポートするなど幅広い支援活動を行います。

アスク京橋オフィスでは、前期高等教育機関修了後の進路に不安を抱いている方が増えていることを踏まえて、平成26年度・平成27年度の大学・短期大学、専門学校卒業生を対象として、就労移行支援訓練プログラム体験実習生を募集します。

私どもは、訓練プログラム体験実習に参加された方々が、今後取り組まなければならない自分の課題を明確にし、自分に合った仕事に就けるように、努力されることを心から願っています。体験実習を希望される方は、「就労移行支援訓練プログラム体験実習生募集要項」をご覧ください。ビスは、一定の条件を満たせば障害者手帳がなくても利用でます。最近は、発達障害[ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)、ADHD(注意欠如多動性障害)、LD(学習障害)など]の方の利用が増えていますが、障害者手帳がない方も多くいらっしゃいます。また、障害の疑いがある方も利用できますので、訓練プログラム体験実習への参加が可能かどうかはお問い合わせください。

ここをクリック  ⇒   訓練プログラム体験実習

 

2016/02/29

アスク京橋オフィス開所2周年のご挨拶 <3年目の飛躍を目指す>

旧暦では三月を「やよい」と言いい漢字では「弥生」と表します。弥生という言葉の由来は諸説ありますが、「草木がいよいよ生い茂る月」という意味の「木草(きくさ)弥(い)や生(お)ひ茂る月(づき)」が詰まって「やよい」になったという説が有力だそうです。

私どもアスク京橋オフィスも草木が萌えだす弥生に、城東区蒲生三丁目の地に誕生しました。お陰様で順調に業績を伸ばすことができ、平成28年3月1日に開所2周年を迎えることができました。

就労移行支援事業所の使命は、障害のある方が一般就労を通して社会的に自立されることを支援することにありますが、アスク京橋オフィスでは、この2年間で十数名の方々の就職内定に貢献することができました。これも偏に皆様方の温かいご支援の賜物と感謝しております。

人では入社3年目は飛躍の年といわれております。ある程度業務もこなせるようになり、様々な課題が見えてきて、業務改善を進めることができる時期になるからです。事業体でも同じことがいえるのではないかと思われます。

しかし、仕事に慣れることの弊害も出てくる時期でもあります。3年目に入り、それなりに業務が忙しくなり、ついつい「仕事を流してやっている」というような事態に陥らないように、所員一同初心に戻り、業務に邁進する決意でございます。これからも「障がい者の“働きたい”を応援する」就労移行支援事業所であり続けるために、皆様方のご指導、ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。

平成28年3月1日

                                          株式会社ASK

                                          代表取締役 末岡典子

2016/02/26

3月の「相談会」実施案内<春の心と体の健康管理>

アスク京橋オフィスのスタッフ笹谷です。

皆様お元気でお過ごしでしょうか。

陽射しに力強さが蘇えり、春の息吹が感じられるようになって参りましたが、春先は、「春は名のみの風の寒さや」(早春賦)と歌われているように、気温の低い日があったり、暖かい日があったりと寒暖の差が大きく、自律神経が乱れて心と体の調子を崩してしまう時期になります。

また、この時期は、気温の変化だけではなく、スギ、ヒノキなどの花粉症を発症したり、入学や就職などの新しい環境に適応できずに精神的な負担を感じたり、春の過眠や睡眠障害なども起こることがあります。このように春は、精神面のトラブルや不安を抱えやすい時期でもあります。

春の心と体の健康管理で大切なことは、「自律神経のバランスを整える」ことです。そのためには次のような点に注意する必要があると思われます。

①生活のリズムを整える

生活に一定のリズムが作れると、体の中のリズムが整い、自律神経のバランスの乱れを防ぐことができるといわれています。「起きる時間」 「寝る時間」 「食事の時間」が毎日なるべく同じ時間になるようにすることが効果的です。また、朝起きて直ぐに太陽の光を浴びるのも効果的です。色々試してみて自分に合ったリズムを体得してください。

②栄養バランスの良い食事を摂る

ストレスに強い体を作ることや自律神経のバランスを保つためには、不足しがちなミネラルやビタミンを含んだ栄養バランスがとれた食事が欠かせません。サプリメントで補うこともできますが、食事で摂ることをお勧めします。

③睡眠のリズムを整える

一般的に睡眠時間は8時間を確保などといいますが、人によって適当な睡眠時間は異なります。まずは自分に合った睡眠時間を知ることから始めましょう。簡単な目安は、日中に仕事や学習をしていて眠くて集中できなくなる場合は、寝不足が疑われます。仕事や学習に支障がない場合は、適当な睡眠時間であると思ってください。自分に合った睡眠時間が分かったら、寝る時間と起きる時間を一定なるようにしてください。休日も寝過ごさないように心掛けることが睡眠のリズムを整える上では大切です。

④ストレスを溜めない

落ち込んだとき、悲しいとき、悩みがあるときには、溜め込まずに、運動をしたり、趣味などの好きなことをしたり、日記を書く、歌を歌うなど、自分に合った気分転換の方法を試してください。

その他には、外出するときは、体温調節できる服を選ぶようにしましょう。カーディガンやストールなど直ぐに羽織れるものを持っていくと、急な気候の変化にも対応できます。スタッフ笹谷は、いつも持ち歩いている鞄に、ランニング用のウィンドブレーカーを入れています。軽くてかさばらずにたいへん重宝しています。

最後に、この春新しく人生のスタートを切る方に一言。

張り切り過ぎて疲れを溜めこんでしまったり、今までとは異なる環境の中で深く考えすぎてしまったりして、心と体にストレスを感じることが多くなると思われます。

そんなときには、早くなっている呼吸を普段のリズムに整えてみましょう。そして、好物をたっぷり食べ、自分に合った睡眠を取り、趣味や好きなことをして、気分転換をしましょう。心から楽しいと思える時間を作れることで、心と体の健康を保つことができます。

それでも体調や気分が優れないときには 自分一人で抱え込まずに、話を聞いて一緒に悩み考えてくれる方に相談したり、専門機関に相談したりすることが大切です。

さて、3月の「相談会」は次の日程で実施する予定です。就労移行支援制度に興味のある方、就職や仕事についてお悩み事がある方など、なんでも相談に来てください。私どもでお答えできないことは、関連支援機関や行政の窓口をご紹介します。また、ご家族や教育機関、支援機関、医療機関の方々の見学もお待ちいたしております。

☆相談会実施予定日

相談会は、次の金曜日の午後2時より午後5時まで実施します。希望される方は、ご都合のよい日時をご予約ください。

3月4日(金)、3月11日(金)、3月18日(金)、3月25日(金)

お問い合わせ・ご予約は、 tel:06-6180-6900 mail:info@ask-inc.netへ。