スタッフ笹谷です。
アスク京橋オフィスでは、利用者(メンバー)の皆さんに、様々な余暇活動プログラムを経験し、自分にあったストレス解消法の幅を広げていただくことを目的として、「土曜プログラム」を実施しています。
働き始めると、体を休め気分転換することは必須のスキルになります。今週の仕事を終えて、来週の仕事を元気良くこなすためには、心身ともにリラックスしなければ、ストレスがたまって、うまく仕事に取り組めないことになりかねません。
アスク京橋オフィスでは、メンバーさんに様々な余暇活動を体験していただきながら、来るべき職業生活で必要になるストレス解消法を、楽しみながら身につけていただけるように、創意工夫しております。
8月23日のプログラムは、大阪歴史博物館の見学です。スタッフ笹谷は、初回の訪問になります。地下鉄谷町四丁目駅9号出口を出るとすぐ前に、スリムなシルエットの近代的なビルが目に入ります。博物館というので重厚な建物を想像してましたが、これが博物館と思うほど、きれいな外観の建物です。お隣にも大きなビルがありますが、そちらはNHK大阪放送局の建物ですので、お間違えにならないように。
大阪歴史博物館は、大阪市の「難波宮跡と大阪城公園の連続一体化構想」の一環として、大阪市中央体育館跡地に移転となったNHK大阪放送局の新放送会館との複合施設として、大阪市と日本放送協会との共同で建設され、平成13年に開館しましたが、これが11年も経つている建物かと思えるほど、外観も館内もきれいです。館内はバリアフリー、トイレも車いす対応できれいで快適な空間です。
常設展示の入場料(個人)は、大人600円、高大生400円、中学生以下無料、大阪在住の高齢者(65歳以上)無料、障害者手帳をお持ちの方は付き添いの方1名を含み無料です。この他に、団体(20名以上)、各種カード等の割引が受けられます。
常設展示場は、10階から7階で、上の階から順に、難波宮の時代(古代)、天下の台所の時代と大坂本願寺の時代(中世~近世)、特集展示場、大大阪の時代(近代~現代)に分けて、大変見易く展示されています。この他に特別展示、地下遺構ツアー(要、当日申し込み)があります。
スタッフ笹谷は、古代の歴史に興味を持っており、10階の古代の展示フロアーでは、原寸大で復元された難波宮の大極殿の空間が、奈良時代にタイムスリップしたような気持ちにさせてくれました。
展示の見学以外にお勧めしたいことは、難波宮跡公園、大阪城、現在の大阪の街並みが眺望できることです。一般的に博物館は、館内や庭に展示されているものを見ることに重きが置かれていますが、大阪歴史博物館では、広大な展示物を見るように、大阪城、難波宮跡公園、現在の大阪の街並みを見ることができます。スタッフ笹谷もメンバーの皆さんも、暫し時間の過ぎることを忘れて見入っていました。
メンバーの皆さんもそれぞれに興味のあるものを見て楽しんでおられましたが、楽しい時は早く過ぎるものです。スタッフ笹谷は午後の仕事があるため、後ろ髪をひかれる思いを断ち切って、大阪歴史博物館を後にしました。また来たいと思わせる数少ない博物館だと思います。